木の家の断熱性についてと夏にできる暑さ対策について解説します!

冬の家の寒さをどうにかしたいとお考えの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、木材の優れた断熱性についてと、そして夏の暑さの対策方法について解説します。
1年を通して快適な生活を送りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

□木の家は断熱性が高い?

木の家が持つ優れた断熱性は、木材の熱伝導率の低さから来ています。
熱伝導率が低いことは、熱が移動しにくいことを意味します。

例えば、熱したやかんを考えてみましょう。
その持ち手が木製の場合、熱さを感じにくく、素手で触れられます。
これは木材の熱伝導率が低く、熱が伝わりにくいためです。
一方、持ち手が鉄製の場合は、鉄の熱伝導率が高いため、熱が素早く伝わり、熱くて触れられません。
このように、木材はその特性により、断熱性に優れているのです。

木材の断熱性の秘密は、その構造にあります。
木材は細胞の空洞が空気で満たされており、熱が伝わりにくい構造をしています。
空気は熱を伝えにくいため、これらの空気層が木材の断熱効果を高めているのです。

木材の断熱性能を他の建築材料と比較してみると、その優位性が明らかです。
例えば、ウレタン複合断熱材は非常に高い断熱効果を持っていますが、木材はこれの約半分の断熱効果を有しています。
しかし、土壁やコンクリートと比較すると、木材の優れた断熱性が際立ちます。
木材は土壁の7倍以上、コンクリートの15~20倍の断熱効果があるとされています。

□夏の暑さ対策!木の家で快適に過ごす方法

木の家は、その自然な特性から夏の暑さにも対応可能な構造を備えています。
木の家で夏をより快適に過ごすためには、いくつかの効果的な暑さ対策方法があります。

*通気性の向上

木の家で夏の暑さを和らげるために最も基本的なのは、通気性を高めることです。
室内の熱気を効率良く外に排出するために、まずは窓を開放して、新鮮な空気の流れを作りましょう。
冷房を使用する場合にも、窓を一時的に開けて室内の熱気を外に追い出すと、冷房の効果を高められます。

*直射日光の遮断

夏の厳しい暑さを和らげるためには、直射日光を遮断することが重要です。
特に、日当たりが良い南側の部屋や2階の部屋は、夏になると暑くなりがちです。
対策として、遮光カーテンや遮熱フィルム、ブラインドの使用が挙げられます。

*打ち水

夏の暑さ対策として古くから親しまれているのが、打ち水です。
しかし、昼間の暑い時間に打ち水を行うと、水が一気に蒸発し、かえって湿度が高まって不快に感じることがあるため、朝や夕方などの涼しい時間帯にするのが最適です。

□まとめ

木の家は、熱伝導率が低いことから断熱性が高く、夏の暑さ対策にも有効です。
自然素材にこだわり、環境に優しい住まいを求める方々にとって、木の家は理想的な選択といえるでしょう。

冬に暖かく、夏は涼しい木の家に住みたい方は、当社に家づくりをおまかせください。

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