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木造軸組工法とは?木造住宅の構造を2つの工法で比較

家を建てたいと考える方々が多い中、適切な建築方法の選択は非常に重要です。
この記事では木造軸組工法にスポットを当て、その特徴やメリット、他の建築方法との違いについてご紹介します。
ご自宅の建設をご検討の方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

□木造軸組工法とは?木造枠組壁工法との違い

 

木造軸組工法、または在来工法とも呼ばれるこの建築スタイルは、日本の伝統的な建築技術に基づいています。
主に柱と梁を使用し、それらを組み合わせて家の骨組みを作り上げる方法で、自然素材を活用し環境にも配慮されています。

 

1:木造軸組工法の特徴

木造軸組工法は、柱と梁で構成される点構造を特徴とし、日本の風土に合わせた工夫がされています。
この方法では、部屋の配置やサイズを柔軟に設計できます。

 

2:木造枠組壁工法との比較

木造枠組壁工法(ツーバイフォー)とは、北米から伝わった建築方法で、2インチ×4インチの木材を使用し、壁パネルを作成して組み上げるスタイルです。
この方法は、事前に決められた寸法の木材やパネルを使用するため、建設速度が速く、精度が高いのが特徴です。
しかし、間取りの自由度や大きな開口部の設置には制約があります。

 

□木造軸組工法と木造枠組壁工法の比較

 

1:間取りの自由度

木造軸組工法は、柱と梁を組み合わせることで、より自由な間取りを実現します。
この工法では、部屋の大きさや形状を自由に設計することが可能で、特に変形地や狭小地での建設に適しています。

 

2:リフォームの容易さ

伝統的な木造軸組工法は、将来のリフォームや間取り変更に柔軟に対応できる点が大きな利点です。
家族構成の変化やライフスタイルの変化に合わせて、容易に内部の配置を変えられます。

 

3:耐震性

どちらの建築方法も耐震性に優れていますが、木造枠組壁工法の方が有利です。
木造枠組壁工法は、パネルを6面で支える構造のため、木造軸組工法と比較するとより強固な構造です。
しかし、木造軸組工法でも耐力壁や柱など、地震に対応した配置にすることで、耐震性を高められます。

 

4:防火性

木造軸組工法も対策を講じることで防火性を高められますが、木造枠組壁工法の方が、面で炎を跳ね返す強さを持っています。
どちらの工法においても、防火性の高い素材を選ぶことで、その性能を高めることにつながります。

 

□まとめ

 

木造軸組工法は、その柔軟性と伝統的な技術が融合した日本の建築スタイルです。
他の方法と比較して、間取りの自由度やリフォームの容易さが特徴で、長期的に見ても多くのメリットがあります。
木造軸組工法の理解を深めることが、未来の安全で快適な家づくり、そして選択肢を広げることにつながります。

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