営業時間 9:00~18:00 TEL 052-842-8716

木造建築の工法の比較!特性から耐久性や防火性まで解明

これから家を建てようとご検討されている方にとって、木造建築の異なる工法についての特徴、利点、制限を理解することは重要です。
この記事では、木造工法を比較し、どのような選択肢があるのか、未来に役立つ選択方法をご紹介します。
将来的に家を建てたいとご検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

□木造建築の工法の基礎とは?軸組工法と枠組壁工法を徹底比較

 

木造建築にはさまざまな工法が存在しますが、主に日本で用いられるのは木造軸組工法と枠組壁工法の2つです。

 

1:木造軸組工法

伝統的な日本建築に多く見られ、柱と梁を組み合わせて構造体をつくり上げます。

まず基礎工事として、鉄筋コンクリートの基礎をつくります。
これには約1カ月を要します。
次に建方工事として、柱と梁を組み合わせて建物の骨組みをつくります。

この工程には1〜2週間程度かかります。
そして、外装仕上げ工事として屋根や外壁材を取り付け、建物の外観を整えます。
最後に内装仕上げ工事として、内壁や床の仕上げ、設備の設置を行います。

この工法のメリットは、設計の自由度が高く、後からのリフォームが容易な点です。
また、開口部を広くとれることから、開放的な空間を実現できます。

しかし、工期が比較的長く、コストがかかる場合があるため、検討が必要です。

 

2:枠組壁工法

この工法は北米で発展した方法で、2×4や2×6などの木材を用いて壁体を構成します。

まず床組みとして、断熱材を敷いた後、床板を設置します。
その後、壁の組み立てとして、壁パネルを順に設置し、最後に屋根を設置します。

この工法のメリットは、工期が短いため、比較的早く建築が完了することです。
また、断熱性や気密性が高く、エネルギー効率が良いことも特徴です。

一方で、設計の自由度が軸組工法に比べて劣る場合があり、専門的な技術が必要のため、施工会社が限られることもあります。

 

□木造住宅の耐久性と防火性の真実と誤解

 

木造建築の耐久性については、適切な管理とメンテナンスを行うことで非常に長持ちすることが証明されています。
例えば、法隆寺の五重塔のように、1200年以上もの長きにわたってその姿を保っている建造物もあります。
また、近年では100年以上の歴史を持つ木造の古民家をリノベーションする動きもあり、木造建築に耐久性があることがわかります。

 

一方で、防火性については、木は燃えやすいという認識がありますが、実際には木材の燃え方には特徴があり、内部に炭化層を形成することで燃焼を遅らせる性質を持っています。
このため、適切な防火措置を講じることで木造建築でも十分な防火性能を確保できます。

 

□まとめ

 

木造建築の軸組工法と枠組壁工法はそれぞれ独自のメリットと考慮すべき点を持ち、用途に応じて最適な選択が可能です。
また、木造住宅の耐久性と防火性についても、適切な設計と施工により長期間の使用が可能であることが理解されています。
軸組工法と枠組壁工法、それぞれの利点を活かしながら、長期的なビジョンに合わせて選びましょう。

CONTACT

サイエンスホーム名古屋店のお問い合わせはこちら!
資料請求やモデルハウス見学も行っていますので、お気軽にお申し込みください。
TEL 052-842-8716052-842-8716

お問い合わせ・資料請求はこちら

 

モデルハウス見学予約はこちら