2024/09/28
木の家を建てることは、夢を叶える一大イベントですよね。
自然素材にこだわって、温かみのある空間を実現したい。
そんな方にとって、床材選びは重要な決断になるでしょう。
特に、木の家の床材として人気が高い無垢床。
木のぬくもりや自然な美しさ、そして快適な住み心地は魅力的ですが、種類が多くて何を選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、木の家床材として無垢床を選ぶメリットや、人気樹種の特徴を分かりやすく解説します。
□木の家床材に無垢床を選ぶメリット
無垢床は、単なる床材ではなく、住む人の健康や快適な暮らしに貢献する、住空間の重要な要素です。
無垢床を選ぶメリットはたくさんありますが、特に注目すべき点は以下の3つです。
1:木のぬくもりを感じられる
無垢床は、天然の木材そのものを生かした床材です。
木の温もりが感じられるだけでなく、足触りの良さも魅力です。
冬は暖かく、夏は涼しい、快適な温度環境を実現できます。
また、無垢材は経年変化を楽しむことができます。
時間の経過とともに色合いや風合いが変化していく様子は、まさに「生きている床」ならではの魅力です。
2:調湿機能がある
無垢床は、空気中の水分を吸収したり放出したりすることで、室内の湿度を調整する調湿機能を備えています。
湿気の多い時期には湿気を吸収し、乾燥した時期には湿気を放出することで、快適な湿度を保ちます。
そのため、無垢床は、一年を通して快適に過ごせる空間作りに役立ちます。
3:足触りが心地よい
無垢床は、合板フローリングに比べて、柔らかく、足に優しい素材です。
そのため、小さなお子さんや足の不自由な方でも安心して過ごすことができます。
また、無垢床は、冷えにくく、冬でも素足で快適に過ごせます。
□木の家の床材に適した人気樹種の特徴
無垢床に使用される樹種は、針葉樹と広葉樹に大別されます。
それぞれの特徴を理解することで、あなたのライフスタイルに合った床材を選ぶことができます。
1:パイン
パインは、北米やヨーロッパなど、世界各地で生育する針葉樹です。
柔らかく、明るい色合いが特徴で、ナチュラルテイストの空間によく合います。
価格も比較的安価で、無垢床初心者の方にもおすすめです。
2:スギ
スギは、日本を代表する針葉樹です。
独特の香りが特徴で、リラックス効果も期待できます。
パインに比べて硬めで、耐久性にも優れています。
和テイストの空間にも洋テイストの空間にも馴染みます。
3:ヒノキ
ヒノキは、日本原産の針葉樹です。
独特の香りが特徴で、防虫効果も期待できます。
高級感があり、和風建築にもよく使用されます。
耐久性も高く、長く使える床材として人気です。
4:オーク
オークは、ヨーロッパ原産の広葉樹です。
硬くて丈夫なため、傷つきにくく、耐久性に優れています。
重厚感があり、高級感のある空間によく合います。
価格はやや高めですが、長く愛用したい方におすすめです。
5:チェリー
チェリーは、北米原産の広葉樹です。
美しい木目が特徴で、高級感があります。
硬めで、耐久性にも優れています。
明るい色合いで、洋テイストの空間によく合います。
□まとめ
木の家床材として無垢床を選ぶメリットは、木のぬくもりを感じられる、調湿機能がある、足触りが心地よいなど、数多くのメリットがあります。
無垢床は、住む人の健康や快適な暮らしに貢献する、住空間の重要な要素と言えるでしょう。
無垢床に使用される樹種は、針葉樹と広葉樹に大別されます。
それぞれの樹種には、特徴や価格、耐久性などが異なります。
自分のライフスタイルや好みに合った樹種を選び、理想の空間を実現しましょう。