2021/07/28
「木の家に住みたいと考えている」
「木の家に住んだら普段のお手入れはどのようなことをしているのか知りたい」
このように、お考えの方はいらっしゃると思います。
木の家は日頃のお手入れと一年に一度のお手入れがあります。
そこで今回は、それぞれのお手入れ方法についてご紹介します。
□日頃のお手入れ方法を紹介
木の家はすぐに劣化してしまうのではないかと考えておられる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、毎日のお掃除がてらのお手入れで長持ちします。
ここでは、どのようなお手入れを毎日行えば良いのかをご紹介します。
掃除としては、掃除機をかける程度で大丈夫です。
クイックルワイパーなどを使用する場合は、ドライタイプを使うことをおすすめします。
ウェットタイプは洗剤が含まれている可能性があり、逆に傷んでしまう可能性があります。
「気になる汚れをどうしても落としたい」という場合には、中性洗剤を使用します。
中性洗剤を含ませた雑巾を固く絞り、水拭きをします。
その際に、傷ませないためにあまり擦りすぎないようにしましょう。
無垢フローリングには、ウレタン塗料を使われた仕上げと自然塗料を使った仕上げがあります。
ウレタン塗装の場合、塗料で表面をコーティングしてありますが、自然塗料は塗料を無垢材に浸透させてあるだけです。
その点、自然塗料はコーティングしてあるわけではないので注意が必要です。
塗料の種類に関わらず無垢材は水気に弱いですが、自然塗料が使われている場合はさらに注意する必要があります。
□一年に一回の手入れはワックスなどの塗り直し
オイルやワックスなどの塗り直しは、一年に一度行うのがベストです。
これらの中でも浸透性塗料は、無垢材の内側から保護してくれるため、木本来の肌触りや質感を残せます。
注意点としては、木材が吸収できる塗料の量は限界があると言う点です。
そのため、頻繁に塗り直しを行うのは逆効果です。
汚れが付着しやすくなったり、ベタついたりしてしまう原因になってしまうので一年に一回のペースを守るのが良いでしょう。
大掃除のタイミングなどに家族で行うと良いかもしれません。
□まとめ
今回は、日頃のお手入れと一年に一回のお手入れについてご紹介しました。
毎日の掃除はホウキや掃除機、雑巾でふく程度で大丈夫です。
オイルやワックスなどの少し手間がかかるお手入れは一年に一度で良いでしょう。
木の家はお手入れをすると良い状態を保てるので、今回ご紹介したお手入れを行われることをおすすめします。